なにわ男子の謳う「永遠」についての思索

 

 

 

 

 

 

 

 閲覧ありがとうございます。こちらは、なにわ男子オタクの端くれによる、なにわ男子さんがよく謳う「永遠」について、楽曲の歌詞を基に考えてみよう!というブログです。

 

●はじめに

 このブログでは、主になにわ男子さんの歌詞に共通してみられる点や逆に時期によって変化している点について時系列で話しています!!言い換えれば、楽曲同士に何かしら関連があるという前提で話しています。が、それらは全て憶測にも満たない、オタクの端くれによる戯言です。(不快に思われた場合は各自ブラウザバック等の対応をお願いいたしますね………。)
 また、「この曲ではこういうことが謳われているよね」などと偉そうに語っていますが、そこには決してなにわ男子さんがこういうグループだとか、なにわ男子さんは私たちにこう伝えたいのだとか押し付ける意図は全くないですので、悪しからず。深読み大好きオタクが好きな歌詞についての飛躍しすぎた妄想を語っているだけだと思ってください。あくまでも歌詞上での解釈です!ちょいちょい本人たちの話もしてるけど←

 また、本編では便宜上なにわ男子さんの敬称は省かせていただきました。


 長いですが、最後まで読んでいただけたらとても嬉しいです。それでは、始めま〜〜〜〜〜〜〜す!(←始め方がわからなかった人)



 

 

 

 

 

●本編

 

・アオハル期(Jr.時代オリジナル楽曲)

 まずJr.時代のオリ曲について、便宜上「なにわLucky Boy!!」〜「Shall We?」「Soda Pop Love」を前期、「Soda Pop Love」「Time View」〜「夢わたし」を後期として分けて考えていきます。(「Soda Pop Love」は前期と後期双方の特徴を持っているため、移行期のようなイメージで…)


 「なにわLucky Boy!!」から「Shall We…?」「Soda Pop Love」辺りの歌詞は、「瞬きが終わる頃僕だけの君でいてね」「熱いAll my love届けたい」「届け!このキモチ君に」といった歌詞に象徴されるように、「僕」からの愛を「君」に届けたいという真っ直ぐな歌詞が多く見られます。また、青春時代らしい心の揺れ動きはあるものの、純粋に「永遠」が成立することを信じて疑わないことが一貫しています(「君とずっと笑顔で明日を見てるから」「永久の愛はここにある」「僕らの永遠のStory」など)。

 

 一方「Soda Pop Love」「Time View」からの曲では、歌詞における「永遠」の捉え方の変化がみられます。「Soda Pop Love」では、ポップで明るい歌詞のなかで人生の苦さや悲しみについて言及しています。「Time View」では「永遠」を歌っているものの、高らかに謳うというよりは、日々が永遠に続きますように、という「祈り」に近い感じ。
 また「夜這星」は「永遠」の捉え方の変化が最も顕著にあらわれているため、今回「永遠」について考える上でかなり大事な役割を担う曲だと思っています。冒頭の歌詞(「流れる雲〜限りある果てしない僕らの時間」)にあるように、主人公は自分たちの時間が有限であることに気づいてしまうんです。
 おそらくこの辺りで無垢に「永遠」を信じ続けた時期は終了しており、「人間である自分たちの時間に『永遠』は成立しない」という事実と向き合い始めます。時間の有限性に気づいたからこそ、今を楽しむことが大切だと謳っているのです(「楽しまなきゃ一度だけのこの瞬間を」「今しかできないことたくさんしよう」「静かに淡くときめく刹那に僕は夢中さ」)。(余談ですが、この「今この瞬間を楽しもう」というのは、なにわ男子というグループを象徴する考え方だな〜〜〜と思いました。)
 また時間が有限であるからこそ、「夢わたし」では、「自分たちの行動をもって『永遠』の存在を証明していこう」という強い意気が感じられます。(「必ず届くと証明するんだ 果てしない空」「絆抱いてずっと進もう」「We're dreaming forever, We're smiling forever(僕たちは永遠に夢を見続ける、僕たちは永遠に笑顔でい続ける)」)


 純粋に「好き」を信じていられた時期を経て現実を知り大人になっていく、やはりJr.時代のオリ曲全体に共通しているテーマは、一言でいえば「アオハル(=青春)」なのだと思いました。

 

 

 

・「永遠」の始まり(1st single「初心LOVE」)

  デビュー曲「初心LOVE」では、歌詞カードにはないものの「一歩ずつ叶えよう My First Lover…」の後に「wow… forever」と歌われています。「My First Lover…」は1stアルバムのタイトルの伏線であったように大きな意味をもつ歌詞ですが、この直後に「永遠」が歌われているんです…!このことから、「初心LOVE」は「君」にシュンとなったりキュンとなったりする出会いと初恋の曲であると同時に、出会ったばかりの「First Lover(初恋の人)」と夢を叶えていく関係が「永遠」であると謳っている曲だと考えることもできます。
 他の収録曲でも、「広い世界の中、出会った」「生まれて初めてこんなにも…uh」など「君」と「僕」が出会えた喜びを歌う一方で、「僕ら誓うよEndless love」「ずっとずっと涙も笑顔も分け合いたい」と何度も「永遠」が謳われています。「僕らのI LOVE YOU」では、「ダイヤモンドスマイル」と同じ祈り(「キミの笑顔が永遠に光りますように」)や、「アオハル -With U With Me-」と似た誓い(「永遠に解けない魔法の言葉『これからもキミだけを愛してる』」「僕ら誓うよEndless Love」)もみられます。
 ここで謳われている「永遠」は、アイドルである彼ら自身が「約束された明日なんてない」と理解した上で、それでもやはり「君とずっとどんな時も」と謳いあげる、切なくも逞しい「永遠」
 「僕」と「君」が出会えた喜びを「永遠」に歌っていたい。「永遠」という夢を「永遠」に歌っていたい。そんな希望溢れる願いを感じました。(「鳴らす始まりの音にこの声乗せて歌いたいDream  Forever」)。


 1st single「初心LOVE」では、明るい未来を予感させる「出会い」が歌われると同時に、その「出会い」が「永遠」の始まりであるということも謳われているように思います。

 

 

 

・同じ人間としてのアイドル(2nd single「The Answer / サチアレ」)

 2nd single「The Answer / サチアレ」では、「初心LOVE」よりも現実的な歌詞が多い印象を受けます。
 例えば、「The Answer」では「難解な世界」という現実のなかでも揺るがない真実の愛を探しており、「NANDE?!」では、題名も含め「君」への気持ちの強さに反して現実が上手くいかないことを嘆く歌詞が散見されます(「リアルは苦いflavor」「上手くいかないdays」)。
 「サチアレ」で、あの日「君」に出会えた喜びを振り返ったあとに聞こえてくるのは、「いつでもキミのそばにいるから」「どこかで道に迷いそうなら君を呼ぶ声ずっと届けるよ」という声。それらは決して机上の空論ではなく、私たちの足元に転がる上手くいかないことや決して綺麗ではない現実をも肯定してしまうような、優しく心強い声。(「どんな問題!? これからたとえ待っていたって 僕ら笑いあえる」「叶わないで消えていった願いやがて星になって」)
 個人的な話になりますが、「Good Day!!」の「思い込むのさ『今日はGood Day!!』」「大丈夫だから心配ないから 平気じゃなくてもきっと笑えるさ」という歌詞を初めて見たとき、すごく衝撃を受けたのを覚えています。上手くいかない日も今日は良い日だと思い込み平気じゃなくても笑うなんて結構無茶だな……と当時は思ったし、何よりその歌詞をアイドルが歌っているということに胸がきゅっとなったから。
 でも、一見現実的な事物とは程遠そうなアイドルである彼らも、私たちと同じ時間の流れのなかで生きているんですよ。日々が止めどなく流れていくこと、人生は一度きりであることを痛いほど分かっている。「魔法ヶ丘」で「世界のどこにでもあって ここにしかない魔法ヶ丘」と歌っているように、「二人」の見ていた景色や思い出が自分たちにとっては唯一無二であっても、部外者から見ればありふれたものであることに彼らは気づいている。それでも彼らは、「君」がくれた寂しささえも「永遠に色褪せない数分ぽっちの宝物」と呼んでくれます。ありふれていたとしても、どれだけ脆いとしても、アイドルとファンの関係をこれ以上ないほど大事にしてくれるんです。
 時間が有限であることや日常の脆さに気づいているからこそ、彼ら自身も「止めどなく流れてく日々をなるべく笑顔でいたいじゃない」「人生は一回さ楽しまなくちゃ」と思っているのかもしれない。こう考えてみると、いわゆる「トンチキソング」である「なにわの男子やねん!」で「あなたを照らす太陽になる ずっとずっと一緒やで」「初心は忘れません」と歌ってくれることの心強さにも改めて気づかされます。同じ人間でもある彼らが「昨日の失敗も未来への希望」「不安やイライラもAlright!!」「人生君のもんさ」と歌い、一緒に「Good Day!!」へと連れていってくれるならば、私たちも「今日はGood Day!!」と思い込めるし「平気じゃなくてもきっと笑える」ような気がしてきます。


 2nd single「The Answer / サチアレ」では、彼らもアイドルである前に私たちと同じ人間であることを改めて強く認識させられます。彼らが与えてくれるのは、ずっと遠くを見据えていた視点を一旦足元に落とし未来のための「今」の一歩一歩を一緒に確認してくれるような、それが下手な一歩だったとしても優しく抱きしめてくれるような、そんななにわ男子らしい優しさ。「つないだ手と手で 変わんない瞳で 僕ら笑いあえる」という、以前と変わらない関係がこの先も続いていくのだという安心感。
 これほど近くで寄り添ってくれる一方で、アイドルとしての圧倒的な眩しさも健在です。アイドル・なにわ男子による「君に幸あれ」というエールのどんなに心強いことか………。思うようにいかない足元の現実も、なにわ男子と一緒に見る遠くの未来のためにあるのだ、と思えてしまう…!!

 

 

 

・「永遠」「不変」を探す物語(1st album「1st Love」)

 1st album「1st Love」ではアルバムのなかの流れもかなり大切だと思うので、ざっくりですが流れを意識しながら考えてみたいと思います。
 序盤「初心LOVE」「Dreamin' Dreamin'」の流れでは、1st single「初心LOVE」よりさらに明確に、「出会い」が「永遠」に続くであろう夢の始まりとして描かれています(「終わらない旅に出ませんか?」「解けない魔法かけよう」「消えない星座描こう」「夢が始まるよ ずっと!」など)。
 その後も「君」と「僕」の物語が「永遠」であることが謳われていきます(「Our story will never end…」「Everyday繋ぐストーリーそれは君曜日 甘く甘く永遠に」「永遠を越えた物語が始まったあの日あの瞬間から」など)。

 「Brand New Heroine」での「一瞬で消えそうなダイヤモンド」を「ダイヤモンドスマイル」で例えられていた「君の笑顔」と考えれば、「 本当の君はもう知ってる」と続くことから以前よりも「君」と「僕」の関係が深まっていることも読み取れます。1番の「まって…今は君に集中したいんだ」が2番では「だって…ずっと君に集中したいんだ」に変化していることからも、出会いから時間が経過し「君」と「永遠」にいたいという決意が固まっていく様子が伝わります。
 続く「Welcome to アイラブユー」「シンシア」「Timeless Love」「Emerald」でも、彼らも私たちも同じ人間であることを前提とした上で(「時代はいつだってそうRolling 時々心揺れながらOn winding road」「限りある人生歩む」)、「今」の一瞬を大切にし(「瞬きする間も焼きつけたいよ いつまでもいつまでも消えないように」)、さらに「永遠」に隣にいようとしてくれます(「Never stop the music 一緒に踊り続けたい」「永遠にI LOVE YOU」「ずっと側でLove you now and forever」「ありがとうと伝えたくてこの先もずっと隣で」など)。
 その言葉の重みはJr.時代オリ曲→「初心LOVE」→「The Answer / サチアレ」→「1st Love」と移行するにつれて増しており、彼ら自身がアイドルとして成長し続けるように、彼らの謳う言葉もどんどん頼もしくなっているように思います。アルバム終盤では、「幸福」「愛」「希望」を象徴する宝石の名をタイトルに掲げて「僕から贈る夢見てて 焼きつくほどずっと」「暗がりでも見つけられる星になるから 約束だ」と謳い上げています。
 また「Welcome to アイラブユー」の「変わらない たった一つの愛を探そうMy Friends」という歌詞は、「夢わたし」における永遠の存在の証明のように、彼らとファンの旅の大きな目的を端的に言い表した歌詞だと思いました。「なにわ男子」という旅は、「永遠」や「不変」を探していく旅なのかもしれないな………!


 1st album「1st Love」では、繰り返し「君」と「僕」の出会いである「First Love(初恋)」をなぞった上で、「君」への想いがより確実なものとなり、「『君』と『僕』の物語は永遠である」という予感は限りなく確信に近くなっています。限りがある人生だからこそ「君」と歩みながら、いつかは「変わらないたった一つの愛」を見つけたいという新たな決意を読み取ることができます。

 

 

 

・「不変」と「変化」(3rd single「ハッピーサプライズ」)

 表題曲「ハッピーサプライズ」では、今までの道のりを振り返るような歌詞がみられます。しかし、「一瞬も止まらない恋だった」「忙しなく過ぎていく毎日が時々怖くなる」にも関わらず、「思い出よりも未来の方へ目を向けていこう」と促しています。
 いちオタクである私の印象として、彼らは過去や思い出をものすごく大切にしている印象があります。ですがそれは、大切にはするけれど、決して過去に縛られたり囚われたりするのではなく、時々取り出しては愛おしそうに眺めたり、未来へ進むための自信創出力の奮起材料にしたりしているイメージ。思い出をポジティブに変換することのできる彼らが歌うこの歌詞の説得力は、半端ではないんです…!!
 また多くの曲に、「幼い頃のワクワクHoly Night 今になってもずっと変わらない」「夢も希望もあの頃の気持ちでずっと持ち続けていこう」という初心を忘れない彼ららしい歌詞や、「僕らの想いは溶けない」「君はずっと記憶にだけ笑ってる」「忘れられない君の笑顔に出会った時」などの時間が経過しても変わらないものについての歌詞がみられます。
 「君に恋をした」「Flower in the snow」では「もっとそばにいたいよ」「時間よ止まれ…わけないな」「もう少し(あと少し)一緒にいたいよ」と時間が流れていくことへの抵抗感を示しており、「二人」で一緒にいられるために想いを伝えようとしていることが分かります。また「冬がくれたたからもの」では「ポケットに入れた君の手握り返してくれたね」「二人はじめての冬 なにかが変わる気がする」など今後「二人」の関係性が発展していく予感さえしてきます。「青く光った二人だけの物語を何年先だって思い出せるように」「この想いが溶けずに届いたなら きっと来年再来年もずっとその先も隣で笑い合う」といった歌詞にみられるように、これから起こすアクションによって「永遠」に近い未来を創りだそうとしているといえます。


 3rd single「ハッピーサプライズ」では、「君」との出会いや「君」への想い、「夢」や「希望」といった「時を経ても変わらないもの(=不変)」が多く謳われる一方で、「君」への想いが募っていき、「二人」の関係の「変化」を示唆する歌詞や、行動を起こすことで現状からの「変化」を望む歌詞もみられました。

 

 

 

●考察(という名の余談)

 余談です。本編にはそこまで関係ないため、「●総括」まで飛ばしていただいても差し支えありません。(というか長すぎて余談の範疇を超えているので飛ばしてください。)

 

 まず、Jr.時代のオリ曲について。小見出しには「アオハル期」なんてざっくりまとめてしまったけれど、「永遠」への純粋な憧れから始まり、だんだん時間の有限性に気づいて、有限だからこそ「今」を楽しもうという姿勢に変化していく過程が興味深いな〜〜〜と感じていて。
 私は彼らのJr.時代を見てきていないので、当時について分かることは何もありません。だけど前提として、デビューすることによってアイドル活動の継続がある程度保証される、というのはあるはず。(多くのファンの方やメンバーがデビュー発表のとき「安心した」「よかった」と感じたと聞きますが、その所以もここなのかな〜と思ったり…)
 またそれによって、ファンにとってもアイドル自身にとっても、アイドルの存在やアイドルとファンの関係性について「永遠」がより現実味を帯びてくる、というのも事実としてあると思われます。実際、なにわ男子の歌詞内容は少しずつ変化しており、彼らの謳う「永遠」も現実的になりつつあります。
 だから、デビューに向かっている、ある意味不確実な時期に「人生は苦さも悲しみもある、でも君となら乗り越えられる」「時間は限りがある、だからこそ今しかできないことをしよう」という、「永遠」から一旦離れた内容を彼ら自身が謳ってくれていたことを思えば、それは彼らの等身大の叫びでもあったのかもしれないな、なんて思います。まあ、これに関してはもちろん本人たちにしか分からないんだけどね〜〜〜!単純にこの世の真理を突くような歌詞が多いのでグッときてしまうね…

 

 あともう一つ!「夜這星」の「There is no other, so maybe 特別なわけじゃない」という歌詞と、「魔法ヶ丘」の「世界のどこにでもあって ここにしかない魔法ヶ丘」という歌詞が、すっごく面白くて〜〜〜という話をしてもいいですか?(いーよー)
 どちらの楽曲も、なにわ男子のことを歌っているというよりはその楽曲内で世界観が完結している曲だと思います。でも、この2曲はすごく普遍的な曲でもあると思うんです(私はね)。
 特に面白いなと思うのがさっき挙げた歌詞たちで。「there is no other(=他にはない)」と「特別なわけじゃない」、「どこにでもある」と「ここにしかない」がそれぞれ併存しています。いわゆる二律背反。自分たちが唯一無二だと思っていても、部外者から見れば特に珍しくもなくてありふれている。それは逆に言えば、「世界に似たようなものは溢れているけど、それでもこれはここにしかないんだ!」と言い切ることも可能である、ということ。なにわ男子が「まだ誰もやったことのないことを成し遂げたい!」と語り、実際に新時代を切り開くことができているのは、「どこにでもある」よりも「ここにしかない」の考え方が強いからだと思っています。
 実際は世界に溢れていると分かっていても、オリジナルだ、唯一だと言い切ること。ありふれたものばかりの世界で、オリジナルや唯一を探していこうとすること。これらは、どちらもある種の「強さ」だと私は思います。どこにでもあるかもしれない感情や出来事でさえも「永遠に色褪せない数分ぽっちの宝物」と言えてしまう強さ。「変わらないたった一つだけの愛を探そう」と言えてしまう強さ。
 いちファンとして彼らの言動の片鱗を見ていると、彼らが最終的に目指しているのは「○○のようなグループになる」「○○賞を獲る」とかではなく、「自分たちにしかできない何かを達成する」ことのように思います。しかも彼らならそれをできちゃいそうな気がします。

 その「何か」が何なのかはきっとまだ誰にも分からないし、極論「何か」の中身よりも「何か」を探して求めていく過程の方がよっぽど大事なんじゃないかな〜〜〜なんて考えたり。あとは、彼らを好きでいることで、私たちの「永遠に色褪せない数分ぽっちの宝物」も増えていくんだろうな〜〜〜とワクワクさせてもらったり。なにわ男子さん、本当にいつもありがとうね〜〜〜!(←結局ここ)
 


 

●総括

 Jr.時代オリ曲では、始めの「永遠」を純粋に信じる姿勢に加えて、限りある「今」を大事にしようという姿勢が生まれていました。
 1st single「初心LOVE」では、「出会い」や「今」が大きなテーマとなっていました。彼らに限りある「今」を大事にしようという姿勢があるからこそ、その「出会い」や「今」に「永遠」を感じるほど夢中になることができている。逆説的ですが、時間の有限性を認識しているからこそ、再び原点回帰して「永遠」を謳えるのだな、と思います。
 2nd single「The Answer / サチアレ」では、彼らの二面性のようなものが見えてきます。一つは、止めどない日々・一度きりの人生を歩む同じ人間として一緒に「今」を生きようとしてくれる面。もう一つは、アイドルとして一生懸命生きた「今」がちゃんと未来に繋がっていることを自信たっぷりに教えてくれる面。彼らの言葉からは迷いが消えており、「今」の先には「僕ら笑いあえる」未来が待っている、と謳ってくれているのだと思います。
 1st album「1st Love」では、なにわ男子と出る旅・なにわ男子と見る夢が「永遠」であることを丁寧に高らかに謳い上げています。「出会い」から時間が経過して関係や想いも深化しているからこそ、「君」との物語が「永遠」だという確信をもつようになっています。
 3rd single「ハッピーサプライズ」からは、ここまで謳ってきた「永遠の物語」を、実際に証明し始めるイメージでした。4th single「Special Kiss」の紹介文にも「初心な片想いから両想いへ・・・」とあるため、ここからまたぐっと「二人」の物語が「永遠」に近づくような気がしています。

 

 なにわ男子の楽曲では、「なにわ男子との旅は永遠だ」と重ね重ね謳われる一方で、これからの旅路で「変わらないたった一つの愛」を探していくこと、「果てしない空に届くと証明」していくことが謳われています。
 変わらないものや果てのないもの、すなわち「永遠」を探し、証明すること。

 

 愛し愛されながら、自分たちなりの確かな「永遠」を見つけていく。これが「なにわ男子」という旅の目的である、という結論に至りました!

 

 

 

 

 

 

●おわりに

 ここまで読んでくださった方、もしいらっしゃいましたら漏れなく全ての方に感謝状を送らせていただきたい………(泣)

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↑感謝のしるしに可愛いなにわ男子さんを……(どさくさ)

 

 慣れないことをしたので、思いの外時間がかかりました。でも文字にしてみると新たな発見が沢山あって、最終的になにわ男子さんってサイコー!なにわ男子さん楽曲の歌詞ってサイコー!の気持ちになったので良いです(そうですか)

 今回のを基に「永遠」についてのもう少し踏み込んだ話もしたいので、それはまたnoteにでも出そうかな〜〜〜。ツッコミ・感想等ありましたらTwitter(@enmi_tsuyomi)までご連絡いただけると嬉しいです。

 それでは!改めてお付き合いありがとうございました。暖かくしてよい年末年始をお過ごしくださいね☺️

 

 

 

 

 

 

                   まるの